【本ブログは「#低フォドマップ食 Ⓡ」商標使用認定を受けています】ワタクシ(九州支部長)が何年も実践している  #宇野良治 の低フォドマップ食の効果 #乳酸菌と食物繊維が腸を壊す #IBS

ワタクシ(九州支部長)は無償で活動していますが、収益が発生する活動には商標権者に対しロイヤリティを支払う契約となっています。

過敏性腸症候群と私

鼻うがいの塩水を目分量で作っていたため、どうも3倍くらいの濃度になっていた模様。
ワタクシ(九州支部長)です。
おそらく海水程度
その塩水を一気に鼻に流し込んだら
小学生のとき、古式泳法の練習で沖合の飛び込み台から海に飛び込んだ際、鼻に海水が入り、もがいた記憶がフラッシュバックした。
鼻と脳は近いからかしら?





私はお腹が弱い。お前の弱点は何だ!と問われたら、自信をもって「お腹が弱いことです」と言える。


常に記憶にこびりついて離れない話しがある。


小学生の頃、古式泳法を習っていた。古式泳法の練習をする際、かなりの比率で腹痛になっていた。いつからか、お腹が痛いので行きたくないと、行き渋りをするようになった。


確かに昭和の指導で、スパルタだったので嫌だったが、腹痛は嘘ではない。


周囲の大人は、「それは精神的なもんだ!」「精神的に弱い」ととりあってくれない。
病院には連れて行ってくれたが、昭和の町医者からは「盲腸」の診断を受け、危うく手術されそうになり、慌てて診察室から逃げ出したこともある。



原因がわからぬまま月日がたったが、その時にいわれた「精神的なもんだ!」「精神的に弱い」という言葉がまとわりついて、常に呪縛されているように過ごしていた。


腹痛はその後も当然起こり、毎日のように下痢止めを飲んでいた。それでも腹痛はおさまらない。何か重要なイベントの時に、腹痛がおこり、失敗することを繰り返し、自信をどんどん失い、モノクロームな青春を過ごしていた。


20歳を過ぎた頃だったか、過敏性腸症候群という名称だったかはわすれたが、似たような疾患を図書館の専門書で知ったが、
そこにも精神的な問題であるという説明があり
「治んないじゃんかよ!」と売り場で地団太を踏んだこともあった。



こうなってくると、腹痛云々は関係なく、何やってもうまくいかないというメンタリティになっている。



1つ救いだったのは、大学で心理学を少しかじったことだった。自分で調べる癖がついた。教科書に書いてある過敏性腸症候群の「心理的に負担がかかると症状が悪 化することがある。」という記載にどうも納得がいかず、いろいろ調べたのを覚えている。今ほど情報があった時代ではない。むしろそれが良かった。


社会人になって、氷河期世代の恩恵か
就職浪人も経験し、悶々としていた
27歳でなんとか職にありつき、よっしゃ頑張るぞーと意気込んだのもつかの間
事あるごとに、しかも重要な場面で、腹痛が襲ってきて難儀した。


精神的に落ち込むことも多くなり
「IBSって精神的なものなのか?」と思うこともしばしばあった


しかし、そこは割と冷静に思考でき
精神的落ち込みは腹痛という結果に対しての反応であること
腹痛のトリガーは別にあること
牛乳や人工甘味料など、いくつか特定の食材で腹痛になること
ということにはぼんやり気づいていたので


①前提条件となる体調→②食事→③腹痛の有無→④精神状態
の①~③を確認する作業をすることにし、④は結果であり
食事の問題であることにほぼ確信を持った。



そこからは、自分の食生活や生活習慣を見つめ直し、改善に努めた。当初は、発酵食品や整腸剤など、低フォドマップ食とは真逆のアプローチをしていたが、割と早い段階で、海外のLow-FODMAP Diet理論を知り、その1年後に会長に出会い、高フォドマップ食を避ける低フォドマップ食を実践してみたところ、驚くほど腹痛が減ったのだ。個人的体験からではあるが、過敏性腸症候群の原因が精神的な問題だけではないことを証明できたと思っている。


現在では、低フォドマップ食+αとでも呼べばよいのか、低フォドマップ食に他の様々な知見を組み合わせ、実践しているので、腹痛はほとんどおこらない。仮に腹痛があっても、以前のように自信を失うことはない。そして、さほど、欲しはしないが、時々高フォドを楽しめるようになり、やや、原理主義に走った方向性を修正でき、QOLは格段に上がった。



過敏性腸症候群で苦しんでいる人は、ぜひ低フォドマップ食を実践してみて欲しい。あなたも私のように、腹痛から解放されるかもしれない。



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