『過敏性腸症候群の低フォドマップ食 FODMAP』

現在、世界中で過敏性腸症候群の新しい治療が行われている。それは発酵性食品である高FODMAPを制限する低FODMAP食事療法である。2013年、世界標準の過敏性腸症候群の診断基準を作成するローマ・グループは低FODMAP食を最も安全で、かつ、最も有効な治療と認定した。著者は2015年に、この治療法の指導や書籍での使用について商標を特許庁から認定されたため、この治療の詳細な解説を国民に認識してもらうことが著者の義務と考え、今回、本書を執筆した。本書は患者自ら実践することを目的としたものであるが、その原理から考察まで記しているため、先進的な医師や栄養士にとっても十分に役立つものと確信する。

https://bccks.jp/bcck/146814/info